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インプラント治療後、何か気をつけることはありますか?2017.11.21

インプラント治療は、できる限り自分の歯を残し、まわりの歯に影響を与えないようにする治療方法です。天然歯と同じように日頃のケアが大切でケアを怠るとインプラント周囲炎などの病気になることもあります。

インプラント周囲炎とは、顎の骨に埋め込んだインプラントの周囲の組織で起こる炎症のことです。天然歯の清掃が不十分だと歯周病になるように、インプラントの周囲の清掃を怠っているとインプラント周囲炎になってしまいます。インプラント周囲炎を放っておくと歯周病と同じように、インプラントを支える骨が溶けてしまって、埋め込んだインプラントがぐらつき、最終的にはインプラントが抜け落ちてしまうことがあります。
インプラント周囲炎の主な原因は、インプラントの周囲に溜まった歯垢(プラーク)です。歯磨きがしっかり行われていないせいで、歯垢の中で細菌が繁殖し、インプラントの周囲組織が炎症を起こすのです。インプラント周囲炎は、歯周病よりも症状に気づきにくいと言われています。歯磨きなどの日常的な清掃にプラスして、歯科医院での定期的なメンテナンスを受けることは、普段の歯磨きでは取れない歯石取りができたり、早期発見ができ、インプラント周囲炎を予防するポイントなのです。だから、毎日のセルフケアと歯科医院でのメンテナンスがとても重要と言われています。