インレー(つめもの)・クラウン・コア (土台)・矯正・ホワイトニングを詳しく解説。

審美歯科

審美歯科とは

虫歯や歯周病の治療による歯の機能回復・改善に加えて、歯の色や歯並びなどの美しさにも焦点をあてた総合的な歯科医療のことです。
「美しく見える」ことはもちろん、「よく噛める」という正しい機能によって心身の健康を増進させることを目的としています。

インレー(つめもの)

インレーとは、虫歯治療で行う「つめもの」のことです。
虫歯を取り除いた歯の型を取り、出来上がった詰め物を専用のセメントで固着します。

セラミックインレー

長所
金属を全く使わず、セラミック(陶器)で作られている。天然歯に近い透明感があり、変色もしないため審美性に優れている。歯と接着剤で一体化させるため、二次的な虫歯にもなりにくい。
また表面がツルツルしているため汚れが付きにくく、お手入れがしやすい。金属を使用していないため、金属の溶け出しによる歯の変色や金属アレルギーの心配もない。
短所
歯ぎしりやくいしばりなど、強い力がかかると割れることがある。保険適応外である。
審美性 耐久性 人気 保証
4年

ゴールドインレー

長所
最も耐久性に優れている。腐食せず、歯と詰め物に隙間ができないため、二次的な虫歯になりにくい。金属であるため強度があり、割れる心配がなく、強い力がかかる部位の使用に向いている。
また天然歯に柔らかさが近いため、向かい合う歯を傷つけないのも特徴。酸化せず生体に優しいため、金属アレルギーを起こしにくいとされる。
短所
見た目がよくない。保険適応外である。
審美性 耐久性 人気 保証
5年

ダイレクトボンディング

長所
ハイブリットセラミックというセラミックとプラスチックの中間の性質をもった素材でできている。セラミックに近い樹脂のため、本物の歯に近い色や透明感、光沢を再現できる。
また、従来のレジンに比べると変色もほとんどないため、審美性が高い。主に前歯の歯と歯の間や、奥歯の咬む面に使用できる。型を取らずに治療できるため、歯の削る量を最小限に抑えることができ、治療回数も少なく治療できる。
短所
大きな修復には適用できないため、虫歯の大きさによって適用できない場合がある。保険適応外である。
審美性 耐久性 人気 保証
2年

パラジウムインレー保険適用

長所
保険適用である。
短所
銀色であるため、審美的によくない。錆びやすいため、治療後の二次的な虫歯の危険性が高く、金属アレルギーなどの身体への悪影響が心配される。
審美性 耐久性 人気 保証
×

クラウン(かぶせもの)

クラウンとは、虫歯などの治療で削った部分にする「かぶせもの」や「差し歯」のことです。神経を取った歯や大きく欠けた歯に使用されることが多い治療です。

オールセラミック

長所
中のフレームと表面の両方ともセラミックでできている。金属を全く使わないため、光の透過性があり、元の歯に合わせた自然な色調の歯を再現できる。そのため本物の歯と見分けがつかない仕上がりになる。
また、金属の溶け出しによる歯茎の変色や金属アレルギーの心配もない。セラミックは汚れがつきにくく着色や変色もしないため、長期にわたって美しさを保つことができる。
短所
強い力がかかると割れることがある。 保険適用外である。
審美性 耐久性 人気 保証
5年

メタルボンド

長所
金属フレームにセラミックを焼き付けた素材。金属を使っているため耐久性があり、食べ物を噛み砕く奥歯やブリッジに適している。
セラミックの白い部分の変色はほとんどなく、色調のバリエーションが豊富なため、繊細な部分まで再現しやすい。メタルボンドはセラミックの持つ審美性と金属の持つ強度を併せ持ったものである。
短所
オールセラミックよりも透明感や色調が劣る。金属を使用しているため、時間が経つと歯茎との境目が黒くなることがある。強い力がかかるとセラミック部分が欠けることがある。
審美性 耐久性 人気 保証
5年

E-MAX

長所
セラミックのひとつであり、強度に優れている。とても透明感が高く色調が綺麗である。
金属を全く使用しないため、歯茎との境目が黒くなることもなく、金属アレルギーの心配もない。また、光沢があり汚れが付きにくいため、お手入れがしやすい。
オールセラミックよりも安価で治療ができる。
短所
単色でしか色が出せないため、奥歯のみの適用となる。
審美性 耐久性 人気 保証
3年

ゴールドクラウン

長所
最も耐久性に優れている。腐食せず、歯と詰め物に隙間ができないため、二次的な虫歯になりにくい。金属であるため強度があり、割れる心配がなく、強い力がかかる部位の使用に向いている。
また天然歯に柔らかさが近いため、向かい合う歯を傷つけないのも特徴。酸化せず生体に優しいため、金属アレルギーを起こしにくいとされる。
短所
見た目がよくない。保険適応外である。
審美性 耐久性 人気 保証
5年

硬質レジン前装冠保険適用

長所
保険適用である。
短所
金属にプラスチックが貼付けてあるため、透明感が出せず、時間が経つとプラスッチック部分が黄色く変色してくる。金属部分は錆びやすく、金属アレルギーの心配や、歯茎との境目が黒くなることがある。色合いは単色でしか出せず、審美性に欠ける。
審美性 耐久性 人気 保証
×

パラジウムクラウン保険適用

長所
保険適用である。
短所
銀色であるため、審美的によくない。錆びやすいため、治療後の二次的な虫歯の危険性が高く、金属アレルギーなどの身体への悪影響が心配される。
審美性 耐久性 人気 保証
×

コア (土台)

コアとは、神経をとって治療した後、かぶせ物を入れる前に歯を補強するために作られる土台のことです。神経を失った歯はもろく割れやすくなるため、歯の中に軸となる土台を入れる必要があります。

ファイバーコア

長所
歯と柔らかさが近く、ほどよいしなりがあるため歯に優しい。歯とコアが一体となるため、歯根破折しにくい。金属を使わないため、歯や歯茎を変色させず、金属アレルギーの心配もない。光の透過性もあり、セラミックとの組み合わせで、より自然な色合いが出せる。
短所
保険適用外である。

メタルコア保険適用

長所
保険適用である。
短所
歯よりも硬い素材であるため、歯根が破折する危険がある。金属の溶け出しにより、歯や歯茎が黒くなる可能性があり、金属アレルギーの心配もある。暗い金属色で歯が暗く見えやすい。E-MAXやセラミックには適用 できない。

矯正

矯正とは、歯並びや不正咬合を治すことです。咬合や発音などの機能面の他、外観を良くしようとするための治療でもあります。ワイヤーをつけるものや、マウスピースをはめるものなど、様々な種類があります。

ブラケット矯正

ひとつひとつの歯にブラケットという装置を固定し、ワイヤーで歯を移動させる。0.1mm単位で歯の位置を決めるため、確実な成果が得られる。
しかし、ブラケット矯正はもっとも確実に歯を動かせる反面、見た目が目立つ治療法である。また、ゆっくりと歯を動かしていくため、長い治療期間が必要である。

マウスピース矯正(アクアシステム)

ブラケット矯正のようなワイヤーを使用せず、マウスピースを付け替えながら少しずつ歯を動かしていく矯正治療。マウスピースは透明であり、目立ちにくく、ブラッシングもしやすい。ご自身で着脱するため、食事の時は外すことができ、美味しく食事を摂ることができる。
ただし、1日20時間以上マウスピースをつける必要があり、使わなければ戻ってしまったり、時間が余計にかかってしまうことがある。また、歯を動かす距離が大きい場合には向いておらず、限られた症例のみに使用される。

エクストリュージョン

歯茎に埋もれた歯を、ワイヤーとゴムを使って矯正的に引っぱり出す治療。主に、歯茎の下に虫歯があったり歯が割れている場合に歯を引っ張り出して、虫歯や割れた部分を歯茎より上に出すことを目的としている。
通常、歯茎よりも下に虫歯があったり割れてしまうと抜歯になる場合がほとんどだが、矯正的に引っ張りだすことで抜歯をせずにかぶせものを作ることができる。ただし、虫歯の大きさなど限られた場合のみに使用される。

ホワイトニング

ホワイトニングとは、プラスチックやセラミックなどの材料で覆い隠すのではなく、特殊な薬剤を使って、歯を内側から白くしていく治療です。歯の表面を削ったり傷つけることなく、歯の中にある色素を分解し明るさを上げて白くするため、自分の歯に負担をかけずに白くすることができます。
ホワイトニングの効果は個人個人によってかなり差があり、一定期間経つと後戻りしてくるため、メンテナンスが不可欠です。また、ホワイトニング中は一時的に知覚過敏の症状が出ることがあります。

ホームホワイトニング

ご自宅でご自身で行っていただくホワイトニングのこと。歯科医院で型取りをして作ったオーダーメイドのマウスピースにホワイトニング剤を塗布し、主に就寝時に装着していただくことで、少しずつ歯を白くする方法。
毎日使用した場合は約2週間で効果が出ると言われており、マウスピースを使用するため、奥歯を含めた全部の歯を白くすることが可能。型取りの後、施術のために歯科医院に通う必要がなく、自分の都合のよいタイミングで歯を白くすることができる。 またホームホワイトニングは徐々に歯を白くしていくため、期間はある程度必要ではあるが、自然な白さに仕上がり、白くなった色が長期間維持できることが利点である。

オフィスホワイトニング

歯科医院で行うホワイトニングのこと。濃度の高いホワイトニング剤を塗布し、専用のライトを当てて歯を白くする方法。約2、3回という早さで効果がでると言われているため、治療期間が限られている場合にも対応しやすい。
短期間で白くできるが、色の後戻りがホームホワイトニングに比べて早い。薬剤の塗布やライトの照射が十分にできない奥歯の施術が難しいため、主に前歯を部分的に白くしたいという方に向いている治療。

デュアルホワイトニング

短期間で確実に効果を出すため、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用する方法。ホームホワイトニングを1週間行った後に、上下前歯のオフィスホワイトニングを1回行い、再度1週間ホームホワイトニングをすることで、最も効果が出るとされている。
また、2種類のホワイトニングを併用することで、歯の内部の隅々までじっくり白くできるため、色の後戻りが起こりにくく、ホワイトニングの効果をより持続させることができる治療である。

Q&A

Q
Q.ホワイトニングは歯に悪いのですか?
A

Q.ホワイトニングは歯に良いですか?悪いですか?

 

歯が白くなれば印象がすごく変わりますよね。歯を白くするホワイトニングは年齢問わず多くの患者さんに人気があります。

ですが患者さんの中には「歯の健康にホワイトニングは影響しないのですか?」と不安に思われている方も多いです。

 

ホワイトニングで歯が白くなるしくみ
ホワイトニング薬の成分として採用されている過酸化尿素や過酸化水素は、前述の〈着色汚れ〉を無色透明に分解する働きがあり、これにより歯が白くなります。また、これらの成分は歯の中に含まれる色素も分解し〈本来の歯の色自体〉も白くする「ブリーチング効果」があります。
また、加齢とともに進む歯の変色に対しては、「マスキング効果」と「ブリーチング効果」が歯を白くみせていきます。マスキング効果とは、過酸化水素がエナメル質表層の構造を変化(角状→球状)させることで光の乱反射を起こし、エナメル質を曇りガラスのように白く見せるしくみです。
ホワイトニングはこのような複雑なしくみにより歯を白く見せていきます。

 

日本の歯医者さんで、ホワイトニング治療に使用してもよいと認められている薬剤は、過酸化水素35%以下のものだけです。
過酸化水素の濃度が高ければ高いほど、ホワイトニングの効果は期待できます。

 

そしてホワイトニングの薬剤は虫歯菌や歯周病菌を減らす効果もあるといわれています。

 

神奈川歯科大学の2014年の研究では、高濃度の過酸化水素を使用したホワイトニングで、初期虫歯の部分が再石灰化したことが報告されました。もちろん穴が空いてしまっている大きな虫歯は治療の必要がありますが、カルシウムが溶け出しているだけの初期の
虫歯はホワイトニングで改善する可能性があります。

 

また、日本大学松戸歯学部の研究(2004年)で、ホワイトニング直後にフッ素を歯に塗布すると、ホワイトニングせずにフッ素を塗布した時より
フッ化アパタイトが多くできたという報告があります。フッ化アパタイトは酸に対する抵抗力が強く、虫歯になりにくい歯になります。

 

ホワイトニングしてすぐの歯は、していない歯よりも敏感になっていることは事実です。だからと言って、ホワイトニング=虫歯になりやすい歯になる、と直接的に結びつくことはないのでご安心ください。

 

ここまでの説明でお分かりいただけたかと思いますが、ホワイトニングと虫歯には、良きにつけ悪しきにつけ、大きな関係性はないと言えます。つまり、冒頭で提起した、「ホワイトニングをしたら虫歯になりにくいの?」という問いの答えは、NOということです。やはり、歯医者でのアドバイスを受けながらの、日常の歯磨きやケアがもっとも効果的な虫歯予防です。

 

 

当院でもホワイトニングは年齢問わず人気があります。興味がある方はお気軽にスタッフにお声がけくださいね。

Q
Q.ホワイトニングでどんな歯でも白くなりますか?
A

白くきれいな歯への憧れは誰でもありますね。セラミックの歯を入れて白くする方法もありますが、被せや詰め物の歯の無い方は、削らずに白くする方法をまず考える方法を考えてみた方が良いと思います。 削らずに歯を白くする、それがホワイトニング治療です。

ですがホワイトニングをすればどんな歯でも白くなるわけではありません。

 

ホワイトニングの効果が期待できる場合は以下の着色です。

 

日常生活の中で着色する場合 喫煙は大きく影響をします。また、赤ワイン、コーヒー、紅茶、ウーロン茶、カレー等、着色しやすい食品を摂る頻度が多いと歯も着色しやすいと言われます。

 

加齢によって着色する場合 お歳を重ねると、だんだんと歯は黄ばんでくる傾向にあります。

 

これら着色は歯を削らず薬剤で脱色するホワイトニング治療で歯を白くできます。色合いも白い色を塗ったようなかんではなく、歯全体の黄ばみがとれて自然な白さにすることができます。

 

 

ホワイトニングの効果が表れない着色は以下のようなものになります。

 

先天的に着色する場合 高濃度のフッ素を長期間服用した場合や、母胎がある種の抗生物質を服用した場合、ある種の歯の奇形などでは先天的に歯の色が全体的に着色している場合があります。この場合はホワイトニング治療では対応が難しい場合が多いと思います。

 

歯の神経を取ったために着色する場合 通常神経をとった歯は、だんだん色が黒ずんできます。また神経をとった歯に金属の土台を入れた場合、その金属が溶け出して歯を真っ黒にする場合もあります。

 

以上の場合はセラミック等で審美修復をすることで綺麗な白い歯にすることができます。

セラミック等で審美修復する場合はセラミックの部分は後からホワイトニングをしても色合いは変わりません。なのでセラミックを入れる前にお口全体をホワイトニングでトーンアップしてから詰め物や被せ物の色を決めていくのがおすすめです。

当院でもセラミックなどの審美治療、ホワイトニングについても取り扱っていますので気になることがあればお気軽にスタッフにご相談ください☆

 

Q
セラミックの特徴って?
A

セラミックとは、陶器と同じ材料のことを言います。歯科治療で使用する金属やプラスチックなどの他の歯科治療用素材と比べ、審美性、機能性、耐久性など、全ての面で優れた歯冠修復素材です。

セラミックの特徴は、①見た目が綺麗 ②変色、劣化しない ③汚れが付きにくく、虫歯になりにくい ④金属アレルギーの方にも使用できる といったことが挙げられます。

特に、オールセラミックは金属を全く使用せず、天然歯のような透明感やグラデーションの再現が可能で、もとの歯とほとんど見分けがつかないほどです。また、金属をまったく使用していないため、金属アレルギーの心配がないことはもちろん、金属のかぶせ物によく起きる歯茎の黒ずみのトラブルもないため、長期間にわたって綺麗な状態を維持することができます。

一方で、セラミックのデメリットは、一点に強い力がかかると割れてしまうということです。日常的に、歯ぎしりや食いしばりのある方は、マウスピースなどを用いて、衝撃やダメージを与えない工夫が必要となります。また、金属のものに比べて削る量が多いとも言われています。これは、セラミックにある程度の強度も持たせる必要があるためです。

 

おおくぼ歯科医院では、E-MAX、ジルコニア、メタルボンド、オールセラミックと数種類のセラミックをご用意しております。お気軽にお声かけ下さい。

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