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レントゲンは、安全ですか?2017.08.21

歯医者で撮るレントゲンは、歯や顎の骨の硬い組織の変化を確認するために必要です。歯のトラブルは、歯の内側で起こっていることがほとんどであり、レントゲンを撮って確認することはとても有効です。

歯科を含む医療用のレントゲンで使われているのはX線と言われる放射線です。放射線と言われると危険なイメージを持つ人も多いですが、実は私たちは毎日放射線を浴びて生活しています。テレビや電子レンジなどの電子機器から出ているのはもちろんのこと、食べ物からも放射線は出ています。   食事による内部被曝は年間で平均410マイクロシーベルトあります。また、飛行機ですと、東京〜ニューヨークの往復でおよそ200マイクロシーベルトの放射線を浴びると言われています。それに比べ、歯科のレントゲンら1〜20マイクロシーベルトと極めて微量であり、年に数回レントゲンを撮っても大きな被害を受けることはありません。また、取り込まれた放射線は新陳代謝によってある程度放出されるため、日常生活を送る上で特に気にする必要はありません。

歯科医院でレントゲンを撮る時は、防護エプロンを身につけます。また、撮影範囲ら口周辺であることと、放射線の量も微量のため、妊娠初期を含め、胎児への影響も限りなく少ないと言えます。国際放射線防護委員会の勧告によると妊婦さんが出産までに浴びていい放射線量は10000マイクロシーベルトて言われています。そのため安心してレントゲンを撮ることができますが、妊娠中の方はご相談ください。