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歯磨き粉の役割って?2018.08.29

歯磨き粉の一番の目的は、歯垢が再び形成されにくくする点にあります。また、歯にこびりついた頑固な着色を取り除く効果もあります。

歯磨き粉も歯ブラシも、歯垢を落とすことには変わりはありません。ですが、その役割は全然違います。歯ブラシは、「物理的」に歯垢を落とすことに特化していますが、歯磨き粉は「化学的」に歯垢を落とすことに特化しています。研磨剤なども入っていて、物理的に落とすものも多いですが、それ以外に、プラークの原因となる細菌を「殺菌」刷ることは、歯磨き粉ならではの役割です。

歯磨き粉は、その成分によって「化粧品」と「医薬部外品」の2種類に分けられることが日本薬事法により定められています。現在、国内で市販されている歯磨き粉のおよそ90%は「医薬部外品」に該当します。医薬部外品は、基本成分に加えて、虫歯や歯周病の予防や知覚過敏を抑えるような薬用成分を含んでいます。90%のうちの約80%にフッ化物(いわゆるフッ素)が配合されています。

歯磨き粉に含まれる薬効成分には、虫歯予防や歯周病の予防、知覚過敏用、着色予防、歯を白くする、などそれらに特化したものがあります。これらを上手く活用することで効果が期待できます。

おおくぼ歯科医院では、患者様ひとりひとりの口腔環境に合わせてベストな歯磨き粉をご提案させて頂いておりますので、お気軽にご相談ください。