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洗口液と液体歯磨きの違いは何ですか?2018.11.12

“液体タイプ”のオーラルケア商品には『洗口液』と『液体歯磨き』の2種類があります。

洗口液はその名の通り、『うがいをする液体』です。主に歯みがき後の仕上げとして使用するものであり、口内トラブルの原因となる食べカスやミクロの汚れ、ネバネバを洗い流してくれます。

特に、当院でも取り扱っている『フッ素洗口液』は、毎日の洗口に適したフッ素濃度450ppmで、計量キャップ付きなので患者様に合わせて希釈して使うこともできます。歯みがき後にフッ素洗口することで、『フッ素』がすみずみまで行き渡り、使うたびに歯の質を強くして虫歯を予防します。

 

液体歯磨きは、歯磨き粉と同じ作用の液体バージョンの『液体歯磨き剤』です。ですから洗口液と効果や使用方法にも違いがあります。

液体歯磨きは歯磨きをする際に使用します。液体の良いこところは、研磨剤や発泡剤が入っていないため歯の表面に優しく、歯磨き粉では入り込めない歯と歯の隙間などにもすみずみまで成分が行き届くというメリットがあります。液体歯磨きには口に含んだまま歯磨きするものや、吐き出した後歯磨きするものなど違いがありますので、使用方法・用量・時間は容器に書かれた用法を守ってお使い下さい。

洗口液も液体歯磨きも、歯磨きの代わりになると思い、うがいだけで済ませてしまうことがありますが、あくまでも清掃の補助具であり、汚れを落す効果はありませんから、注意が必要です。