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知覚過敏の原因とは?2018.10.15

知覚過敏の原因は、歯の表面のエナメル質に覆われていない「象牙質」という歯の層が露出してしまうことによって起こります。

 

では、なぜ象牙質が露出してしまうのでしょうか。

 

①歯肉の退縮

歯茎は加齢によっても少しずつ下がってきます。それに伴って歯の根っこが露出し、象牙質がむき出しの状態になり、歯ブラシが触れたり、温度変化などの刺激で痛みを感じることがあります。また、歯ブラシでのブラッシング圧が強すぎても歯茎を傷つけ歯茎が下がりやすくなってしまうため、注意が必要です。

 

②歯が擦り減ることによる象牙質露出

歯は使っていれば、わずかずつですが擦り減っていきます。また、歯ぎしりや食いしばりをしていると、歯のかむ面が異常にすり減ってしまい、象牙質が露出してしみることがあります。

 

③歯が溶けることによる象牙質露出

炭酸飲料をよく飲んだり、酸っぱいものをよく口にしたりする人は、その強い酸によって歯が溶けて象牙質が露出し、しみる症状が出ることがあります。このような状態の歯を酸蝕歯といいます。

 

④虫歯の治療後

虫歯を削った後は歯の神経が過敏になっています。そのため、治療後はある程度の期間、しみる場合が多く見られます。また治療法によって、かみ合わせた時に痛みを感じるようになるということもあるため、しばらく経過を見て頂くこともあります。

 

これらの原因により、象牙質が露出して知覚過敏の症状が出てきてしまうのです。

知覚過敏用の歯磨き粉を継続して使ったり、歯科医院で知覚過敏用の薬を塗布し、神経の興奮を抑えることが大切です。