アクセス
メニュー

スタッフブログ詳細

金属アレルギーですが、インプラントはできますか?2019.07.18

金属アレルギーの原因は、『金属が汗などと反応すること』が引き金になっている場合が多いと言われています。そして、歯科治療と金属アレルギーも密接な関わりがあると言われています。

歯科治療で使われる、詰め物や被せ物、ブリッジや入れ歯などには、色々な金属が材料として使用されており、特定の金属アレルギーがある患者さんでは、アレルギー反応が生じることも珍しくはありません。

 

インプラント治療では、医療用の純チタンを使用しています。この医療用チタンは、歯科治療でのインプラントだけではなく、人工関節やペースメーカーなどでも広く使用されている金属です。特殊な効果により金属イオンが溶け出さないというメリットがあり、人体との親和性が高く、アレルギーを起こしにくい金属と言われています。

 

チタンはアレルギーを非常に起こしにくい物質ではありますが、稀にごく一部の人には、チタンに金属アレルギー反応を示すケースがありますので、治療開始前に皮膚科などでチタンのアレルギー検査(パッチテスト)を受診すると、より安全といえます。