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フッ素は何歳から?2023.09.01

歯が生えてくる生後6か月頃から使用できます。

まず初めにフッ素の効果についてです。

フッ素は私たちの身近なものにもお茶や魚介類など多くの食品に含まれています。フッ素はむし歯予防だけでなく丈夫な歯や骨をつくるために大切な役割を果たしています。

むし歯予防

再石灰化の促進(歯の修復)

歯から溶け出したカルシウムやリンの再沈着を促進します。

歯質強化

歯の質を強くして、酸に溶けにくい歯にします。

細菌の酸産生抑制

磨き残しの歯垢にいるむし歯原因菌の働きを弱め歯を溶かし虫歯が進む原因となる酸が作られるのを抑えます。

皆さん日常でほとんどの人がフッ素入りの歯磨き粉を使用していると思います。では何歳から使用可能で濃度はどのくらいがよいのか?という疑問も浮かんできますよね。大人が使っているものの注意書きに六歳未満のお子様への使用はしないでください等表記がると思います。

年齢によって確実に安全に使用する基準が設けられています。

歯磨き粉はまず歯が生え始める6か月頃~2歳までは切った爪程度の少量500~1,000ppm

乳歯が生えそろい最初の大人の歯6歳臼歯が生え始める頃まで3~5歳は5mm以下の量で500~1,000ppm、大人の歯にどんどん生え変わっていく6~14歳1cm程度の量で1,000ppm、15歳以上~成人生え変わりが終わる頃~完全に生え切った時1~2cm程度で1,000~1,500ppmこのような目安があります。

濃度に関しては歯磨き粉のパッケージをよく見て、注意書きもしっかり確認して間違えて大人用のものを6歳未満のお子さんに使用しないように注意してください。