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2017.09.18 Mon

歯科衛生士になるには

夏休みも終わり、新学期が始まりました。高校生の方は、進路相談の時期で自分は将来どんな仕事をしたいのか、仕事に必要な資格をとるためには大学へ進学するのか、専門学校へ行くのかなど色々考えているかと思います。

少しそのお手伝いをさせていただきたく、歯科衛生士というお仕事を紹介させていただきます。
「歯科衛生士」あまり聞き慣れない言葉だと思いますが、主に歯科医院で働き活躍しています。

国家資格が必要で専門学校や大学へいき単位を取得し、実習も経て国家資格に合格した方のみできる仕事です。歯科医院は全国どこにもあるので女性にとって働きやすい職種です。また、現在は求人を受け入れる歯科医院がたくさんあるので比較的就職には有利な職種です。

医療法人すみれ おおくぼ歯科医院には現在3人の歯科衛生士が勤務しております。
歯科医師(先生)の横で唾液を吸う器具を持ったり、治療に必要な器具の準備、片付けをするだけではありません。むしろ、こういった仕事はほとんどしていません。では、何をしているのか?それは、歯周病を治すことです。歯周病とは、生活習慣病の一つです。なぜ、歯周病になるのか?それはその名の通り、生活の習慣の中で良くない習慣があるからです。一概には言えませんが、特に歯磨きの仕方、歯磨きのタイミング、食べるものや喫煙など要因は様々です。それを治すのには生まれ持った体質や歯並びや骨格なども要因はありますが、まず生活の習慣から見直さなければなりません。医療法人すみれの歯科衛生士は、患者さまひとりひとりと向き合ってコミュニケーションをとる中で患者様が無理なく来院して、尚且つ生涯ご自分の歯でお食事をとっていただけるように、虫歯や歯周病で歯を失わないよう、歯のクリーニングや歯磨き指導などを定期的に行っております。歯周病は、最初は痛みや見た目などは一般の方では分かりにくいものです。歯茎が腫れたり、歯茎から出血したり、歯がグラグラになったり見た目でわかる症状が出てきた時では既に治せない場合もあります。患者さまには、ご自分でまず歯磨きで汚れ(細菌)を落としていくのと、歯科医院にある機械でしか取れない汚れ(細菌)もあるので、必ず定期的にクリーニングに通っていただく重要性をお伝えしてます。「8020運動」を聞いたことがあると思います。私たち、たくさんの患者様のお口の中を見てきたので言えることですが、おじいちゃん、おばあちゃんになっても元気でいるのは、まず自分の歯で美味しいものを食べるということが重要です。噛むという事は脳に刺激がいきます。脳に刺激がいくという事は痴呆の防止にもなります。若いうちから歯を失わないように気をつけていれば、歯を失うことは防げます。そこで、活躍はできるのが歯科衛生士です!

国家資格をとるために、専門学校や大学に行き取得します。現場に出てからも臨床を経験し、勉強は必要です。1番のやりがいは、患者さまから、「ありがとう」と言ってもらえた時に感じます。
歯科衛生士専門学校のオープンキャンパスを開催している時期ですので、ぜひ少しでも興味を持った方は参加してみてください。これから女性が働く社会になっていく日本で結婚しても出産しても続けられる、とても有利なお仕事です。