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コンポジットレジンとセラミックの違いはなんですか?2017.12.25

コンポジットレジンとは、一般的な歯科医でもよく用いられるプラスチックの補綴物のことです。コンポジットレジン充填とは、虫歯の部分を削った後に歯科用プラスチックを詰める治療法のことを言います。レジン(プラスチック)を用いた治療法は、歯科治療でもポピュラーな治療法の一つです。コンポジットレジンのメリットは、保険適用で白く治せる、治療が1日で終わる、金属を使用しないので、金属アレルギーの心配がない等があります。

デメリットは、プラスチックの素材がゆえ、時間が経つと(経年変化)変色します。また、強度も弱く、欠けたり割れたりしやすいため、大きな虫歯など、レジン充填では治せないケースがあります。

セラミックとは、金属を一切使用せず、セラミック(陶器)で作られた補綴物のことをいいます。セラミックは詰め物やかぶせ物(型を取る治し方)に用いられる素材です。

セラミックのメリットは色の変化がなく、透明感があり、とても審美性に優れています。また、汚れや歯石が付着しにくく、落ちやすいため、虫歯や歯周病もリスクも低いと言われています。また、詰め物やかぶせ物に用いられる素材のため、レジン充填ではできない大きな虫歯の治療にも適用できます。デメリットは、保険適用外治療のため、費用が高いことや、陶器の素材のため、硬度があり噛み合わせなどが原因で割れることがあるということが挙げられます。

それぞれの特徴を理解してから治療を選択することが大切です。