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子供でも矯正できるんですか?2018.01.17

子どもの歯並びは、健康的な成長や虫歯予防に深く影響しています。特に、顎の骨や歯がやわらかく動きやすいことから、矯正期間を短くできたり、抜歯のリスクを減らすこともできます。

子どもの矯正は大きく2段階に分けられます。乳歯と永久歯が混ざった混合歯列期(6歳~小学校高学年)に始める一期治療と、永久歯に生え変わったあと(小学校高学年から中学生くらいまで)の二期治療に分かれます。一期治療では、顎の骨格の矯正が中心となり、二期治療では歯列矯正が中心となってきます。受け口や出っ歯などの骨の状態が歯並びに影響している場合には、一期治療時期から顎の状態を調整していきます。八重歯などの凸凹した歯並びの場合は、顎が成長しないことで、永久歯が生えるスペースを十分に確保できないことが原因のため、顎を広げる治療を行うことで、今後の矯正で抜歯をするリスクを減らすことができます。

二期治療では、基本的には大人が行う矯正と同じように、歯にブラケットという矯正器具をつけ、ワイヤーの力を使って歯を動かしていきます。一期治療の矯正結果によっては、この二期治療が不要になる場合や、期間を短縮できる場合もあります。また子どもの状態によっては一期治療の矯正はせず、二期治療のみを行う場合もあります。歯並びについて気になることがあれば、お子さんにとって最適な矯正治療開始時期を見極めるためにも、ご相談には、早い時期に来ていただければと思います。