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親知らずは抜いたほうがいいですか?2018.02.08

親知らずは、トラブルを起こしやすい歯です。なんとなく、世間的には「親知らず=抜く」というイメージがありますね。親知らずがあるからと言って必ずしも抜かなければならないわけではありません。問題は、歯として問題なく機能しているかどうかです。ほかの歯と同じように機能しているのであれば、抜かなくてもいいでしょう。例えば、上下・左右の4本がまっすぐキレイに生えそろい、しっかり噛み合っている場合で、特に痛みがない場合や、完全に骨の中に埋まっていて、将来的に生えてこない、一生このまま放置しても、痛みや腫れなどが生じてこないと考られる場合です。

しかし、現代人はあごが小さく、親知らずが真っすぐ出てこられず斜めになっていることが多いため、歯茎が歯に覆いかぶさっていたり、歯茎と歯の隙間に空洞がうまれて細菌が溜まりやすく、智歯周囲炎という炎症を引き起こして、激しい痛みや腫れを起こす場合は、抜いたほうがいいでしょう。また、手前の大事な7番目の奥歯が、虫歯になっていたりしても大変なので、抜くことがあります。

個人個人の置かれている状況によっても判断基準が変わってきますので、親知らずが痛いときは一度、歯医者で診てもらいましょう。